自動返信メールソフト「返信屋2007」

返信屋2007は、Windowsで動作する、自動返信/ステップメール配信に特化したメールソフトです。マクロ、プラグイン、オートメーションをサポートしており、ASPでは実現不可能な、カスタマイズ性の高いメールマーケティングシステムを構築できます。

返信屋2007は以下のような用途に利用できます。

NOTE
このページでは、返信屋2007の機能を中心に紹介しています。「要は、返信屋2007って何の役に立つのか?」を知りたい方は商売の基本をご覧下さい。

自動返信

返信屋2007の自動返信は、受信メールの内容に応じて、異なったメールを自動返信できます。返信屋2007の自動返信は次の処理を行います。

  1. メールを受信
  2. 登録されている条件と照合
  3. 条件と一致したら登録されているメールを返信

返信屋2007は、メールの受信時に行うさまざまな処理を、アクションという単位で管理してします。

アクションとは、条件と、その条件に一致したときに実行する処理をまとめたものです。返信屋2007の自動返信機能は、アクションで実行できる処理の一つです。

なお、アクションで指定できる条件は以下の通りです。

アクションはメモリが許す限りいくつでも登録できます。従って、返信屋2007で自動返信できるメールのパターンは事実上無制限です。

自動転送

受信メールが条件に一致したとき、指定したメールアドレスに自動転送できます。返信屋2007の自動転送は、アクションで実行できる処理の一つです。

転送方法は次の3つから選択できます。

  1. そのまま転送
    元のメールの差出人や宛先などの情報には手を加えずにそのまま転送します。
    その際、自分のアドレスや、本当の宛先は、Resent-From、Resent-Toという形でヘッダに記述されます。
  2. 自分を差出人で転送
    受信メールの内容を引用し、自分からのメールという形で転送します。
  3. 添付して転送
    受信メールをmessage/rfc822形式の添付として転送します。元のメールに一切手を加えたくない場合に、最も適切な転送方法です。

自動転送機能を使えば、受注メールを、経理部門に転送して入金管理を行い、配送部門に転送して配送処理を行うといったこともできます。自動で行えば、間違いがなくなる上、業務も大幅に効率化できます。

ステップメール

返信屋2007では、1回の自動返信だけではなく、スケジュール化した自動返信(ステップメール)もできます。

例えば、3日後に「サンキューメール」、1週間後、1ヵ月後に、「問題はありませんか?」というご機嫌伺いのメール、3ヵ月後に関連商品の紹介メールなどを送信するといったことができます。

返信屋2007のステップメール配信は、追客リストという単位で管理しています。追客リストとは、メールアドレスと配信するメールを一つにまとめたものです。

追客リストはメモリが許す限りいくつでも登録できます。従って、返信屋2007で配信できるステップメールのパターンは事実上無制限です。

追客リストへの登録は、アクションで自動登録できます。従って、受注からアフターフォローまでを、完全に自動化することも可能です。

マクロのサポート

返信屋2007から送信するメールはマクロが使えます。このマクロは、ありがちな、単に文字を置き換えるだけのマクロではありません。IF、CASEといった条件構文も備えています。

例えば、次のようなマクロが使えます。

%If(NameOf([To]) <> '', 'はじめまして、' + NameOf([To]) + 'さん。', '')

このマクロは、宛先のメールアドレスが「返信太郎 <abc@abc.com>」ならば、"はじめまして、返信太郎さん。"と表示します。宛先のメールアドレスが「abc@abc.com」ならば何も表示しません。

マクロは、件名と本文に対して指定できます。

以下、返信屋2007がサポートしている主なマクロを紹介します。

%[To]
[]で指定したメールヘッダの内容を表示できます。この例では宛先のメールアドレスを表示します。
%[&To]
このメールが返信メール、または転送メールの場合、元メール(受信メール)のヘッダの内容を表示できます。この例では、元メールの宛先のメールアドレスを表示します。
%FormatDateTime('yyyy年m月d日 h時m分', [Date])
FormatDateTimeは、日付を指定した書式で表示するマクロ関数です。この例は、メールヘッダの日付を「2006年1月21日 2時31分」というように表示できます。
%FormatDateTime('yyyy年m月d日 h時m分', Now())
上記と同様ですが、この例では、日時の指定にNowマクロ関数を使っています。Nowマクロ関数は、現在のシステムの日時を返します。この場合、送信時の日時を「2006年1月21日 2時31分」というように表示できます。
%IncDay(Date(), 1)
IncDayマクロ関数は、1番目のパラメータで指定された日付から、2番目のパラメータで指定された日数を加算した結果を表示できます。この例では、現在の日付から1日後の日付を表示します。
%if(NameOf([To])<>'', 'はじめまして、' + NameOf([To]) + 'さん, '')
ifマクロ関数は、最初のパラメータで指定した条件が真ならば、2番目の結果を、そうでなければ3番目の結果を表示できます。
NameOfマクロ関数は、パラメータで指定したメールアドレスから名前部分を表示できます。
この例では、宛先のメールアドレスが「"返信太郎" <abc@abc.com>」ならば、「はじめまして、返信太郎さん」を表示できます。また、宛先のメールアドレスが「<abc@abc.com>」ならば何も表示しません。
%LoadText('C:\My Documents\MailHead.txt')
LoadText関数は、指定したテキストファイルを読み込んでメール本文に挿入できます。

返信屋2007のマクロは、これ以外にも、きめ細かな自動返信処理に不可欠な、受信メールの参照機能が充実しています。

受信メールの参照機能

返信屋2007は、高度な自動返信処理に不可欠な、受信メールの参照機能が充実してます。自動返信の元となるメールの、ヘッダ、メール本文も参照できます。これらを使えば、受信メールの内容によって、さらにきめ細かく内容を換えて自動返信メールを送信することができます。

返信屋2007は、以下のマクロで受信メール本文の内容を参照できます。

%[Body]
受信メール本文を表示できます。
%[$&1]
受信メール本文を行単位で表示できます。この例では受信メール本文の1行目を表示できます。

また、「定型的な書式を持つメール」という条件が付きますが、参照変数という方法でも参照できます。

参照変数については、具体的に例を挙げて紹介します。例えば、件名が「注文メール」の時に「注文確認」というメールを自動返信するとします。

「注文確認」というメールの本文は以下の内容だとします。

%[$&name]様、ご注文ありがとうございます。ご注文の内容は以下のとおりです。
商品名:%case([$&product], '001', 'デスクトップパソコン', '002', 'ノートパソコン', '003', '周辺機器', '')
数量:%[$&unit]
%set(unitprice, case([$&product], '001', 10000, '002', 20000, '003', 30000, 0))
金額:%format('%n円', val(unitprice) * val([$&unit]))

「注文メール」の本文は以下の内容だとします。

product=001
unit=5
name=返信太郎
zip=123-4567
address=東京都千代田区神田x-x-x
tel=123-456-7890

上記のメールを受信した場合、返信メールは以下のような内容に置き換わります。

返信太郎様、ご注文ありがとうございます。ご注文の内容は以下のとおりです。
商品名:デスクトップパソコン
数量:5
金額:50,000円

参照変数は、標準では"名前=値"形式にのみ対応しています。しかし、「参照変数定義ファイル」を使えば、この形式以外のメールでも参照変数を使うことができます。

プラグインのサポート

返信屋2007は、プラグインプログラムによって、メールの送受信時の機能を追加することができます。

サーバーで動作するASPでは、どう逆立ちしても絶対に実現不可能なのがこのプラグインのサポートです。このプラグインこそが返信屋2007の最大のウリです。

例えば、プラグインプログラムを用意すれば、受信メール本文の内容をCSVファイルに書き出したり、データベースに登録することができます。こうした機能を使えば、返信屋2007を受注システムとして使うこともできます。暗号化プラグインを使えば、クレジットカード番号などのお客様の大切な個人情報も保護できます。

NOTE
プラグインは参照変数に対応しています。従って、簡単なプログラミングでデータを書き出すことができます。

プラグインの仕様は公開されていますので、どなたでも作ることができます。作成に当たってはライセンス料などは不要です。有償、無償に関わらず自由に作ることできます。

プラグインで追加できる主な処理

メール受信時
返信屋2007は、メールを1件受信した直後にプラグインを呼び出します。すべての受信メールに何か処理が必要ならここに機能を追加します。
例えば、メールが暗号化されている場合は、ここに暗号を解読する機能を追加します。
メール送信時
返信屋2007は、メールを1件送信する直前にプラグインを呼び出します。すべての送信メールに何か処理が必要なら、ここに処理を追加します。
例えば、すべての送信メールに宣伝を入れたい場合は、ここに処理を追加します。
アクション実行時
返信屋2007は、アクションの条件と一致したときにプラグインを呼び出します。特定のアクションで何かの処理が必要ならここに機能を追加します。
例えば、メールの内容をデータベースに書き出すなどの処理を追加できます。参照変数を読み出すことができますので簡単に記述できます。

プラグイン開発に関する情報は、プラグイン開発キットをご覧ください。

オートメーションのサポート

返信屋2007はOLEオートメーションをサポートしています。WSH、VBA、C/C++、Delphiなどのプログラムから返信屋2007をリモートコントロールすることができます。

例えば、以下のようなVBAプログラムで、MicrosoftAccessから返信屋2007に送信メールをセットできます。

Dim hsy as New HnsnypItf
Dim sTo, sSubject, sBody as string

  '宛先を設定
  sTo = "abc@abc.com"
  '件名を設定
  sSubject = "テスト"
  '本文を設定
  sBody = "これはテストメールです。"

  hsy.SendMail sTo, sSubject, sBody, ""

このプログラムを実行すると、返信屋2007の送信フォルダに、「テスト」という件名のメールが作成されます。

オートメーションと、プラグイン、マクロを活用すれば、より高度なメールマーケティングシステムが構築できます。

動作環境

Windows98SE/2000/XP/Vista/7
SVGA以上のディスプレイ
POP3/SMTP対応のメールアドレス
返信屋2007は、POP3/SMTP対応のメールアドレスが必要です。
POP3はAPOP認証をサポート、SMTPはDIGEST-MD5、CRAM-MD5、LOGIN、PLAINの認証をサポートしています。
また、POP over TLS/SSL、SMTP over TLS/SSLにも対応しています。

試用期間

返信屋2007はシェアウェアです。インストールから30日間は無料で利用できますが、30日を過ぎて継続して利用する場合は、送金とユーザー登録が必要です。

返信屋2007ではできないこと

  1. 返信屋2007は、自動返信を目的としたプログラムです。見た目はメールソフトと似ていますが、あなたがお使いのメールソフトを置き換えるだけの機能はありませんし、そのつもりもありません。
  2. 返信屋2007で受信できないメールはありませんが、表示できないメールはあります。返信屋2007が表示できるのは英文と日本語のメールだけです。英文、日本語以外の言語、例えば、欧文、中国語、韓国語などは文字化けします。
  3. 返信屋2007は、文字をシフトJISで処理しています。ユニコード固有文字は表示できません。また、インポート、エクスポート時に、ユニコード固有文字を含む名前のファイルは読むことができません。

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