正規表現ライブラリを作る資料

かつて、インターネット上でのコミュニケーションは、コンピュータ技術者が主でした。

これはある意味当然の流れです。

だから、プログラミングに関する情報は、ネット上で手に入りやすい情報に入ります。

私はDelphiというマイナーな言語を使っています。

雑誌や書籍ではなかなか情報は得られませんが、ネット上には今も数多くあります。

逆に言うと、ネット上の情報がなかったらDelphiは使っていないでしょうね。

ところが、「正規表現を自分で実装したい」と思い立ったとき、そのための情報がなかなか見つけられませんでした。

正規表現の使い方に関する情報はたくさんあります。

でも、作るための情報となると、少なくても私が作ろうと思った2005年頃には見つけられませんでした。

考えてみれば理由はカンタンです。

正規表現は、ほとんどの言語では標準装備です。

そうした言語を使っている人は自分で作ろうなんて思いませんよね。

PC系で開発言語の主流はC言語ですが、既にたくさんのライブラリがあります。

ゼロから作るより、どれを使おうかと考えるのが普通でしょう。

そうです! 自分で正規表現を実装しようと考えるヤツは少数派なんです。

だから、情報がなかったんです。

実際、Delphi用でも正規表現ライブラリはありました。

Delphiネイティブにこだわらなければ、C言語用のライブラリを使ってもいいわけです。

それでも私が自分で作ろうと思ったのは知的好奇心からです。面白そうだったからです。

ここが、MIME解析のライブラリを自作したのとは理由が違います。

MIME解析のライブラリはろくなものがなかったので作るしかなかったんですね。

で、作ってみて思ったのは、MIMEってなんていい加減なんだってことですね。

だから、みんな苦労してたんだとわかりました。

結局、ActivePerlで正規表現をチェックしながら、2冊の本とPCREや鬼車のソースコードを参考にしながらSkRegExpを作ったわけです。

ちなみに、オブジェクトを多用したのは、Delphiはこの方が処理が速いのではないかという思い込みからそうしました。

だって、VCLの基盤となっている技術ですからね。

でも、確かめたわけではありません。今更case分を使って書こうとは思いませんしね。

本当は普通にcaseを使った方が速かったのでしょうか?

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